ざりき

精選版 日本国語大辞典 「ざりき」の意味・読み・例文・類語

ざり‐・き

  1. ( 打消の助動詞「ず」の補助活用連用形「ざり」に過去の助動詞「き」の付いたもの ) …なかった。
    1. [初出の実例]「世にたとふべきにあらざりしかど、此の枝を折りてしかば、さらに心もとなくて」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))

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