しこる(読み)シコル

デジタル大辞泉 「しこる」の意味・読み・例文・類語

しこ・る

[動ラ四]語義未詳。あやまつ、しそこなう、の意かという。
「わが背子が来むと語りし夜は過ぎぬしゑやさらさら―・り来めやも」〈・二八七〇〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 自動詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「しこる」の意味・読み・例文・類語

しこ・る

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 しそこなう、まちがえるの意か。
    1. [初出の実例]「わが背子が来むと語りし夜は過ぎぬしゑやさらさら思許理(シコリ)来めやも」(出典万葉集(8C後)一二・二八七〇)

しこるの補助注記

( 1 )「為凝る」として一つの事に熱中する意とする説、( 2 )「しきおり(及居)」の変化した語として勢いが強大となるの意とする説など、諸説ある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む