したふ(読み)シタフ

デジタル大辞泉 「したふ」の意味・読み・例文・類語

した・ふ

[動ハ四]葉が赤く色づく。紅葉する。
秋山の―・へる妹なよ竹のとをよる児らは」〈・二一七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「したふ」の意味・読み・例文・類語

した・ふ

  1. 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 ( 「した」は「したてる」「しなう」などの「した・しな」と同源か ) 葉が美しく色づく、紅葉するなどの意か。
    1. [初出の実例]「秋山の 下部(したへ)る妹」(出典万葉集(8C後)二・二一七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む