シャウラセーニー語(読み)シャウラセーニーご(その他表記)Śaurasēnī

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シャウラセーニー語」の意味・わかりやすい解説

シャウラセーニー語
シャウラセーニーご
Śaurasēnī

プラークリット語一つインドのシューラセーナ地方 (中心マトラ) に行われていた。サンスクリット語戯曲では教養ある女性会話に用いられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のシャウラセーニー語の言及

【アパブランシャ語】より

…古典プラークリット語が固定した後,だいたいその語彙を使用しながら方言的文法を適用したのがアパブランシャ語で,1000年ころ西インドのラージャスターンやグジャラート地方のジャイナ教徒によって主として使用された。初期のアパブランシャ語の基礎となったプラークリット語は,マハーラーシュトリー語Mahārāṣṭrīとシャウラセーニー語Śauraseṇīであるが,次いで北インド全般に広がり多数の地方的区別を生じた。音韻語形の変化などはプラークリット語より近代インド語に近い。…

※「シャウラセーニー語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む