シャンソニエ

デジタル大辞泉 「シャンソニエ」の意味・読み・例文・類語

シャンソニエ(〈フランス〉chansonnier)

パリモンマルトル小劇場などで、ユーモア風刺に富んだ歌をきかせる男性シャンソン歌手女性はシャンソニエール。

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「シャンソニエ」の意味・読み・例文・類語

シャンソニエ

  1. 〘 名詞 〙 ( [フランス語] chansonnier ) パリのモンマルトルの小劇場などで、ユーモアや風刺に富んだ歌をきかせる男性シャンソン歌手。女性はシャンソニエール。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シャンソニエ」の意味・わかりやすい解説

シャンソニエ
chansonnier

(1) 自身の作詞作曲によるシャンソンを歌う歌手。 (2) シャンソンを集めた歌曲集。

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世界大百科事典(旧版)内のシャンソニエの言及

【シャンソン】より

…それぞれ〈男性の語り手〉〈女性の語り手〉ということであるが,シャンソンを〈シャンテ〉(歌う)というより〈ディール〉すなわち語るように表現する歌手のことで,シャンソンが一編の物語であり,ドラマであるということがわかる。
[パリの小屋]
 パリでいまシャンソンが歌われている小屋は,内容によって分類すると,〈ミュージック・ホール〉〈シャンソニエ〉〈カフェー〉の三つになる。シャンソニエというのはかつてのキャバレーの系統をつぐもので,シャンソニエ詩人を中心とする小屋をいい,客は入場料をはらって入ることになる。…

※「シャンソニエ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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