シュテルン-フォルマーの式(読み)シュテルンフォルマーノシキ

化学辞典 第2版 の解説

シュテルン-フォルマーの式
シュテルンフォルマーノシキ
Stern-Volmer equation

溶液型蛍光体の蛍光強度Iと消光剤の濃度cとの関係を示す式で,最初(1919年)の提案者の名でよばれている.消光剤のないときの強度を I0 として,

で表される.ここで,kは消光効果の程度を示す定数である.高濃度では実験値との適合がやや悪くなり,ほかの定数k′を含んだ式

が用いられる.これをシュテルン-フォルマーの改良式とよぶ.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

法則の辞典 の解説

シュテルン‐フォルマーの式【Stern-Vol‐mer's equation】

溶液の蛍光強度(I)と,加えられた消光剤の濃度(c)との間の関係式

であり,I0 は消光剤無添加時の蛍光強度,k は消光能を表す定数である.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

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