シュレスヴィヒ-ホルシュタイン問題(読み)シュレスヴィヒ−ホルシュタインもんだい(その他表記)Schleswig-Holstein

旺文社世界史事典 三訂版 の解説

シュレスヴィヒ−ホルシュタイン問題
シュレスヴィヒ−ホルシュタインもんだい
Schleswig-Holstein

19世紀後半,ユトランド半島基部にあるシュレスヴィヒ・ホルシュタイン両公国の帰属をめぐって起こった紛争
1863年デンマークの新王クリスチャン9世がこの両公国を併合しようとしたため,プロイセンオーストリア共同出兵してデンマークを破り,両地をプロイセン・オーストリアの共同管理下に置いた(1864)。ついで統治方式をめぐる対立から普墺 (ふおう) 戦争が起こり,両地方はプロイセン領に編入された(1866)。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

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