普及版 字通 の解説

16画
[字訓] ふむ・そむく
[説文解字]

[字形] 形声
声符は春(しゅん)。〔説文〕五下に「舛(せん)、對臥するなり」とあり、その舛の重文として
を録するが、舛は両趾相背く形、
は踏
する意を含み、異なる字とみるべきである。〔玉
〕に「
駮(しゆんばく)なり。色雜(まじ)はりて同じからず」とあり、雑蹂することをいう。[訓義]
1. ふむ、まざる、まだらとなる。
2. そむく、たがう。
[古辞書の訓]
〔新
字鏡〕
万太良尓(まだらに)〔名義抄〕
フム 〔字鏡集〕
フム・マダライロ・コトゴト・タガフ・タガヒニ・コトゴトク・ツクハム[語系]
・蠢thjiu
n、
sjiu
nは声義近く、蠢(しゆん)は虫が相踏
してうごめく意、
は髪の乱れる意。みな相雑わり乱れることをいう語である。[熟語]
逆▶・
誤▶・
雑▶・
駮▶・
▶・
昧▶・
落▶・
乱▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

