シロシタガレイ(読み)しろしたガレイ

百科事典マイペディア 「シロシタガレイ」の意味・わかりやすい解説

シロシタガレイ(城下鰈)【しろしたガレイ】

大分県日出(ひじ)町辺の別府湾でとれるマコガレイ。特にその城跡下の海の淡水のわくところのものが美味として知られる。ごく薄くそぎ切りして刺身とし,酢の物煮物,バター焼などにもする。
→関連項目日出[町]マコガレイ

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「シロシタガレイ」の意味・わかりやすい解説

シロシタガレイ
しろしたがれい

マコガレイ

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のシロシタガレイの言及

【カレイ(鰈)】より

…その他はいずれも煮つけ,塩焼き,空揚げ,フライなどのほか,鮮度のよいものは生食する。ことに別府湾北岸の大分県日出(ひじ)町でとれるマコガレイの一種,シロシタガレイ(城下鰈)は有名で,そのフグ作りの刺身や洗いの美味を称する人は多い。なお,瀬戸内地方の名産とされるデビラガレイ(デベラとも)は,ガンゾウビラメの幼魚で,みりん干しなどにされる。…

【日出[町]】より

…日豊本線,国道10号,213号線が通じるので,別府市,大分市のベッドタウンとして人口は増加している。海食崖上に日出城跡があり,崖下の海でとれるシロシタガレイ(城下鰈)は古来美味で知られ,フグ作りのさしみなどにして賞味される。町内には早水台(そうずだい)遺跡帆足万里の墓があり,松屋寺の大ソテツは天然記念物に指定されている。…

【マコガレイ(真子鰈)】より

…単にマコとも呼ばれる。大分県日出町の城跡付近の海底でとれるものはシロシタガレイ(城下鰈)と呼ばれ珍重されている。産卵期は12~2月中旬で,体長20cm以上に達すると産卵に参加する。…

※「シロシタガレイ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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