ジバチ(読み)じばち

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ジバチ」の意味・わかりやすい解説

ジバチ
じばち / 地蜂

昆虫綱膜翅(まくし)目のスズメバチ科に属するクロスズメバチ類の俗称。土中に営巣する小形の肉食性ハチで、巣は球形、直径20~30センチメートルとなる。地方により幼虫や蛹(さなぎ)などを食用とする。

松浦 誠]

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改訂新版 世界大百科事典 「ジバチ」の意味・わかりやすい解説

ジバチ

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百科事典マイペディア 「ジバチ」の意味・わかりやすい解説

ジバチ

クロスズメバチ

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ジバチ

「クロスズメバチ」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のジバチの言及

【クロスズメバチ】より

…数千匹に及ぶ大きな群れをつくり高度の社会生活を営む。地中に巣をつくるため一般にジバチ(地蜂)と俗称される。しばしば人に刺傷を与えるが,子を育てるためにチョウ,ガの幼虫や小昆虫を狩るので,衛生害虫と農業上の益虫の両側面をもつ。…

【ハチの子(蜂の子)】より

…ハチの幼虫の意であるが,さなぎやかえりたての若バチをもいう。長野県などで昔から食用とされてきたもので,クロスズメバチ(ジバチ)を主とするが,オオスズメバチ,ミツバチ,アシナガバチなども用いられる。フライパンでからいりして塩をふったり,甘辛く煮つけて食べる。…

※「ジバチ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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