現代外国人名録2016 「ジムクレイス」の解説
ジム クレイス
Jim Crace
- 職業・肩書
- 作家,劇作家
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1946年3月1日
- 出生地
- ハートフォードシャー州
- 学歴
- バーミンガム商科大学(英文学)卒,ロンドン大学
- 受賞
- ウィットブレッド賞(処女作賞)〔1986年〕「Continent」,ガーディアン文学賞〔1986年〕「Continent」,ウィットブレッド賞〔1997年〕「四十日」,E.M.フォースター賞〔1997年〕「四十日」,全米書評家協会賞(2000年度)〔2001年〕「死んでいる」,ジェームズ・テイト・ブラック記念賞〔2014年〕「Harvest」
- 経歴
- 1968〜69年に海外青年協力隊に参加。スーダンの教育テレビで番組制作に携わるほか、ボツワナで教鞭を執る。’70年に帰国後、BBCの教育番組の脚本を手がける。’74年処女短編小説「Annie,California Plates」を発表。’76年以降フリーのジャーナリストとなり、「サンデー・タイムズ」「サンデー・テレグラフ」などの新聞で特集記事を担当。’86年長編第1作「Continent」を発表し、ウィットブレッド文学賞処女作賞、ガーディアン文学賞などを受賞。以後作家活動に専念し、「Quarantine(四十日)」(’97年)で再びウィットブレッド文学賞、E.M.フォースター賞を受賞、ブッカー賞最終候補作となるなど、受賞歴多数。作品は世界14ケ国に翻訳されている。他の作品に「The Gift of Stones」(’88年)、「Arcadia」(’92年)、「Signals of Distress」(’94年)、「Being Dead(死んでいる)」(’99年)、「The Davil’s Larder(食料棚)」(2001年)、「隔離小屋」(2007年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報