ジャグブーブ(その他表記)al-Jaghbūb

改訂新版 世界大百科事典 「ジャグブーブ」の意味・わかりやすい解説

ジャグブーブ
al-Jaghbūb

リビアのキレナイカ地方の内陸部,エジプト国境近くのオアシスで,古くから北アフリカよりメッカへの主要巡礼ルート上に位置した。1856年サヌーシー派拠点とされ,59年同派の開祖ムハンマド・ブン・アリー・アッサヌーシーは,当地に埋葬された。1912年イタリアのリビア占領後,当地領有をめぐりイタリア・イギリス間で係争が生じたが,当地の実権はサヌーシー派の反イタリア抵抗運動派が握っていた。25年イタリア・エジプト協定により,ここはリビア領となるが,翌年イタリアはサヌーシー派の反イタリア運動を弾圧した。
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