現代外国人名録2016 「ジャックシム」の解説
ジャック シム
Jack Sim
- 職業・肩書
- 社会運動家 世界トイレ機構(WTO)主宰
- 国籍
- シンガポール
- 学歴
- 国際マーケティング・ストラスクライド大学大学院修了
- 受賞
- 水のチャンピオン賞〔2006年〕,社会的企業家精神賞(シュワブ財団)〔2006年〕
- 経歴
- 建築業で成功したのち、40歳で社会活動家に転じ、1998年シンガポール・トイレ協会(RAS)を設立。それまで公に論じられることが少なかったトイレの問題を取り上げ、店や公衆トイレを格付けし、女性用個室を増やすよう建築基準の改正を実現した。2001年NGO・世界トイレ機構(WTO)を設立。トイレ環境の改善を目指し、トイレサミットや博覧会を各地で開催、58ケ国235団体とネットワークを築いた。また、シンガポール政府への働きかけやニューヨークでロビー活動を行い、2013年WTOの創設記念日にあたる“11月19日”を、国連の“世界トイレの日”とした。2006年アジア開発銀行より“水のチャンピオン賞”を受賞。2011年にはタイムマガジン社の“アジアの顔”に選ばれた。“ミスター・トイレ”と呼ばれる。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報