ジャン・フィリップトゥーサン(英語表記)Jean-Philippe Toussaint

現代外国人名録2016 の解説

ジャン・フィリップ トゥーサン
Jean-Philippe Toussaint

職業・肩書
作家,映画監督

国籍
フランス

生年月日
1957年11月29日

出生地
ベルギー・ブリュッセル

学歴
パリ政治学院〔1978年〕卒

受賞
メディシス賞(2005年度)「逃げる」

経歴
1971年フランスに移住。’85年「浴室」で作家デビュー、無機的な文体の断章形式で書かれた作品はフランスで大きな話題となり、“浴室世代”という言葉も生まれた。以来、「ムッシュー」(’86年)、「カメラ」(’88年)、「ためらい」(’91年)、「テレビジョン」(’98年)などで、海外で最も読者を獲得しているフランス語圏の現代作家の一人となる。日本を舞台に男女の愛と別れを描いた「愛しあう」(2002年)の続編にあたる「逃げる」で、2005年度のメディシス賞を受賞。また、映画にも積極的に取り組み、1989年「浴室」を脚色したほか、’90年「ムッシュー」、’92年「カメラ」では自ら監督も務める。’98年初のオリジナル脚本による監督作品「アイスリンク」を発表。来日多数。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android