ジュハー(その他表記)Juḥā

改訂新版 世界大百科事典 「ジュハー」の意味・わかりやすい解説

ジュハー
Juḥā

イスラム時代初期のアラブの頓智にたけた人物。8世紀初頭に生きたヌーフ・アブー・アルグスンNūḥ Abū al-Ghuṣnだとする説が最も有力。機智,狡猾さ,とぼけ,愚行のさまざまな逸話を残すが,10世紀ころからそれらが収集される段階で,人を楽しませるような同類の話の多くが,彼に仮託される結果となった。イスラム世界の拡大と文化の融合に伴い,中東一帯の娯楽物語の代表的人物となり,トルコに流布しているナスレッディン・ホジャも同一視されている。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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