20世紀西洋人名事典 「ジョージ・A.ラッセル」の解説
ジョージ・A. ラッセル
George Allan Russell
1923.6.23 -
米国のジャズピアノ奏者,編曲者。
ニューイングランド音楽院教授。
オハイオ州シンシナチ生まれ。
ウィルバーフォース大学で学ぶ。ベニー・カーター・バンドのドラマーを経て、ニューヨークに進出し、1947年にデイジー・ガレスビー演奏の「クバーナ・ビー〜クバーナ・バップ」で成功を収め、’53年には革新的な音楽理論であるリディア的考えによる音楽体系を発表。その後渡欧、スウェーデンで5年間暮らし、’69年に帰国後はニューイングランド音楽院教授を務める。’78年には19人編成のビッグ・バンドを編成し、’80年代に入ると「ボトム・ライン」にレギュラー出演。代表作は「エズ・セテック」(Riverside)。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報