ジルケライト

最新 地学事典 「ジルケライト」の解説

ジルケライト

zirkelite

化学組成(Ti, Zr, Ca)O2−x(x≈0.3)の鉱物。立方晶系,ジルコノライトと混乱していたが,1989年定義が確立。CaZrTi2O7で直方型がジルコノライト-3O,三方型がジルコノライト-3T,単斜型がジルコノライト-2Mとなり,ジルケライトはやや組成が異なる立方型のものを指す。したがって再定義されたジルケライトの結晶学的・化学的・物理的諸性質は不明。以下には4種類の区別が確定していないときの物理的性質などを記す。板状の擬八面体結晶,双晶普通。黒色,不透明,樹脂光沢。劈開なく,断口貝殻状。硬度5.5,比重4.71。薄片では暗褐~赤褐色,屈折率η~2.19。スカルン,カーボナタイト中にバッデレイ石などに伴う。名称は,ドイツの岩石学者F.Zirkel(1838~1912)にちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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