現代外国人名録2016 「ジルマ・バナルセフ」の解説
ジルマ・バナ ルセフ
Dilma Vana Rousseff
- 職業・肩書
- 政治家,経済学者 ブラジル大統領
- 国籍
- ブラジル
- 生年月日
- 1947年12月14日
- 出生地
- ミナスジェライス州ベロオリゾンテ
- 学歴
- リオグランデ・ド・スル連邦大学(経済学)卒
- 学位
- 社会学博士
- 経歴
- ブルガリア人の父とブラジル人の母の間に生まれる。父は1930年代にブラジルに渡り、不動産業で財を成した人物。大学院で学び、社会学の博士号を取得。軍事政権時代(’64〜85年)には非合法の左翼ゲリラのメンバーとして活動し、国家反逆罪で3年近く投獄された経験もある。’82年民主労働党(PDT)メンバーとなり、リオグランデ・ド・スル州支部結成に尽力。’91〜94年、’99年〜2002年同州エネルギー・通信相。2001年ブラジル労働党(PT)に入党。同年ルラの大統領選に向けた政策綱づくりに参加して見いだされ、2003〜2005年鉱業・エネルギー相、2005〜2010年官房長官を務める。2010年10月ルラ大統領の後継として大統領選に出馬し、ジョゼ・セラ元サンパウロ州知事を決選投票で下して当選。2011年1月ブラジル史上初の女性大統領に就任。2014年10月大統領選決選投票で再選、2015年1月2期目就任。米経済誌「フォーブス」の“世界で最もパワフルな女性100人”ランキングで2015年7位に選ばれる。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報