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大学院 だいがくいん graduate school

翻訳|graduate school

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

大学院
だいがくいん
graduate school

大学におかれ,学術の理論および応用を教授研究する機関。専門分野に応じて研究科をおく。修士課程 (2年) と博士課程 (修士課程の上に3年) をおくのが通例であるが,修士課程ないし博士課程のみをおく場合もある。

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デジタル大辞泉の解説

だいがく‐いん〔‐ヰン〕【大学院】

大学の学部の上または独立に設置される機関。学術の理論および応用を教授・研究し、その深奥を究めて文化の進展に寄与することを目的とする。修士課程博士課程とがある。

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百科事典マイペディアの解説

大学院【だいがくいん】

大学の課程の上に設けられ,学術の理論と応用を教授・研究し学芸の進展に寄与することを目的とする専門課程。従前の大学院制度は大学により多様であったが,戦後学校教育法により,修士課程(2年)と博士課程(3年)に分けられることになった。
→関連項目高等教育大学審議会

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世界大百科事典 第2版の解説

だいがくいん【大学院】

大学卒業後に専攻分野の学習と研究を行う機関。専門職能教育,研究者の育成がおもな役割であるが,現代ではすでに専門職に就いている者の再教育の場としても重視されている。もっとも,大学院的な機関の制度や形態は一様ではなく,アメリカイギリス,日本のように卒業後課程(ポスト・グラデュエート・コースpost‐graduate course,グラデュエート・スクールgraduate school)として定型化している国もあるが,フランスドイツロシアなどのように,もっぱら学位取得のコースだけがあって,独立の機関とはいえない国もある。

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大辞林 第三版の解説

だいがくいん【大学院】

大学に設置されている課程。学部の教育を基盤として、より高度な学術の理論および応用を教授・研究し、文化の進展に寄与することを目的とする。修士課程と博士課程がある。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

大学院
だいがくいん

大学の一部または独立の高等教育機関で、学部卒業生(学士号取得者)およびこれと同等以上の学力があると認められた者が、さらに精深な学術・技芸を探究するところである。英米ではgraduate school、またはpostgraduate schoolとよばれる。[金子忠史・江原武一]

沿革

大学院の淵源(えんげん)は、ヨーロッパ中世の大学および学位・称号制度の歴史とともに古く、学位審査ないしは授与する権限をもった大学は、ほとんど例外なく大学院相当の機関ないしは課程をもっていたといえる。上級学位レベルの組織的な制度として、イギリスの1438年創立のオール・ソウルズ・カレッジAll Souls Collegeが、もっとも古い独立の大学院の例であろう。アメリカの1876年開校のジョンズ・ホプキンズ大学Johns Hopkins Universityは、独立の大学院大学の構想のもとに発足した。[金子忠史・江原武一]

旧制大学院

日本では、1886年(明治19)の帝国大学令によって大学院の名称が明文化された。この旧制大学院は分科大学とともに大学を構成し、「学術の蘊奥(うんのう)を攻究する」場であり、博士(はくし)の学位を授ける機関となった。1918年(大正7)の大学令で、学部に研究科を置くか、または、数個の学部の上に大学院を置くことを官立・私立の全大学に義務づけた。[金子忠史・江原武一]

新制大学院

第二次世界大戦後、学制改革によって、スクーリングを原則とする新制大学院が、1950年(昭和25)私立大学を皮切りに、1953年より国・公立大学に順次発足した。現行制度は、1947年制定の学校教育法と大学院基準および1974年の大学院設置基準の制定に伴う学校教育法改正に基づいている。大学院は、学術の理論および応用を教授研究し、その深奥をきわめ、または高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識および卓越した能力を培い、文化の進展に寄与することを目的とする(学校教育法99条)。大学院における課程は修士課程(標準修業年限2年)、博士課程(標準修業年限5年。医学、歯学、獣医学は標準修業年限4年)、専門職大学院の課程である専門職学位課程(標準修業年限2年)に区分される。博士課程は前期2年、後期3年の課程に区分するものと、5年一貫のものも認められている。
 1987年(昭和62)、高等教育のあり方に関する審議を行う機関として、大学審議会(大学審)が設置された。1991年(平成3)の大学審の大学院設置基準改正により、大学院大学(独立大学院)、連合大学院、連携大学院など新形態の大学院が発足するなど、1980年代後半より大学改革・大学院改革が進められている。2008年の大学院在学者数は修士課程16万5422人、博士課程7万4231人、専門職学位課程2万3033人である。日本の人口1000人当りの大学院生数は2.1人、学部学生に対する大学院生の比率は10.4%(2008)であり、アメリカの8.5人、16.9%(2005)、イギリスの9.4人、43.5%(2006)、フランスの8.4人、69.2%(2006)などに比べて大きな隔たりがある。[金子忠史・江原武一]
『宮原将平・川村亮編『現代の大学院』(1980・早稲田大学出版部) ▽江原武一・奥川義尚著『アメリカの大学院評価――大学院教育の専門分野別評価を中心に』(1992・広島大学大学教育研究センター) ▽有本章編『大学院の研究――研究大学の構造と機能』(1994・広島大学大学教育研究センター) ▽石井紫郎編『転換期の大学院教育』(1996・大学基準協会) ▽新堀通也編『夜間大学院――社会人の自己再構築』(1999・東信堂) ▽B・クラーク編著、潮木守一監訳『大学院教育の研究』(1999・東信堂) ▽江原武一・馬越徹編著『大学院の改革』(2004・東信堂) ▽文部科学省編『教育指標の国際比較』(各年版・国立印刷局、平成20年版以降は文部科学省ホームページにてPDF形式のファイルで提供)』

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世界大百科事典内の大学院の言及

【学位】より

…第2の契機は,このドイツの学位制度が,イギリスの大学の影響を強くうけたアメリカの大学に移入されたことである。アメリカは19世紀の半ばあたりから,ドイツにならって大学の機能として研究および研究者の養成を重視し,大学院の制度を発展させていた。そして,ドイツ型のPh.D中心の学位観を導入する一方,大学院の下級課程を修了した者にはマスターの学位を与えるという方向をとった。…

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