スオメンリンナ(その他表記)Suomenlinna

デジタル大辞泉 「スオメンリンナ」の意味・読み・例文・類語

スオメンリンナ(Suomenlinna)

フィンランド首都ヘルシンキ南方にある要塞島。18世紀半ば、フィンランドを治めていたスウェーデンが対ロシアの防衛拠点として築造。1991年、「スオメンリンナの要塞」として世界遺産文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のスオメンリンナの言及

【ヘルシンキ】より

…これがヘルシンキの前身で,1600年代初頭には人口600,この国第3の都市へと成長していたが,40年クリスティーナ女王の命令により,岬で三方が海に面し外海に近くもっとよい港が得られる現在地への移転が決まった。1700年代中葉,ヘルシンキを守るため,現在ではスオメンリンナSuomenlinnaと呼ばれる城砦が沖の島に築かれ,今日まで当時の姿を伝えている。1805年ヘルシンキとスオメンリンナに合計約9000人が住んでいたが,そのうち兵士が3000人で,ヘルシンキは長い間軍港でもあった。…

※「スオメンリンナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む