最新 地学事典 「スガリア系」の解説
スガリアけい
スガリア系
Suggarian System
西アフリカ(サハラ砂漠中央部)の先カンブリア界中部層。約20億年前のSuggarian(Eburnian)造山運動で変成・変形運動を受けたArechchoum統と約11億年前のAlek-sod造山運動で変成・変形を受けたAleksod(Eg'éré)統を合わせた総称。変成度は両岩層とも角閃岩相程度。下位のArechchoum統は厚さ15,000mのフリッシュ型堆積岩源の片麻岩で,花崗岩に貫入される。上位のAleksod(Eg'éré)統は厚さ4,000mで大理石・珪岩・角閃岩・輝岩からなり,花崗岩はまれ。Suggarian系は先カンブリア界最下部層のRed統(35億年前)を不整合で覆い,上部層のPharusian系(6.6億年前)には不整合で覆われる。
執筆者:諏訪 兼位・星野 光雄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

