星野(読み)ホシノ

デジタル大辞泉 「星野」の意味・読み・例文・類語

ほしの【星野】

姓氏の一。
[補説]「星野」姓の人物
星野仙一ほしのせんいち
星野立子ほしのたつこ
星野哲郎ほしのてつろう
星野富弘ほしのとみひろ
星野之宣ほしのゆきのぶ

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「星野」の意味・わかりやすい解説

星野
ほしの

福岡県南部、八女郡(やめぐん)にあった旧村名(星野村(むら))。現在は八女市の北東部を占める地域。1889年(明治22)村制施行により、生葉(いくは)郡星野村となる。1896年郡再編により、八女郡に属す。2010年(平成22)、黒木(くろぎ)町、立花(たちばな)町、矢部(やべ)村とともに八女市へ編入。鈴ノ耳納(すずのみの)、熊渡(くまど)山、鷹取(たかとり)山などの開析溶岩台地が広く分布、矢部(やべ)川支流の星野川が西流する。天文(てんぶん)年間(1532~1555)発見された金山は大正年間に最盛期を迎えたが、第二次世界大戦後は閉山した。主産業は農林業で、スギヒノキツツジアセビなどの花木、茶、高冷地トマト、シイタケなどの生産が盛ん。とくに茶は八女星野玉露の生産地として知られる。渓谷美を中心に観光資源に恵まれ、麻生神社(あそうじんじゃ)のはんや舞は選択無形民俗文化財である。

[石黒正紀]

『『星野村史』全6巻(1995~2004・星野村)』

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「星野」の意味・わかりやすい解説

星野
ほしの

福岡県南部,八女市北東部の旧村域。水縄山地の南斜面に位置する。1889年村制。2010年八女市に編入。主産業はチャ(茶)と杉・檜材を中心とする農林業。八女茶玉露を産し,北部にパイロット茶園がある。13世紀からの古い歴史をもつ金山は大正初期をピークに衰退し,第2次世界大戦中に閉山。近年地名にちなんで星の文化館,星のふるさと公園などがつくられた。

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改訂新版 世界大百科事典 「星野」の意味・わかりやすい解説

星野 (ほしの)

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世界大百科事典(旧版)内の星野の言及

【浅間山】より

…隣接する高峰高原,草津,万座を含めて広く上信越国立公園に指定されており,広域観光地の一部をなす。千ヶ滝,白糸ノ滝,星野(炭酸泉,45℃)・塩壺(炭酸泉,47℃)・小瀬(単純泉,50℃)温泉,鬼押出し溶岩など局地的観光資源にも事欠かない。裾野の広い部分は近世には薪炭林や萱刈場などとして利用されるにすぎなかったが,農地としての開発はとくに戦後に目立って進んだ。…

※「星野」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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