日本大百科全書(ニッポニカ) 「スチャーバ」の意味・わかりやすい解説 スチャーバすちゃーばSuceava ルーマニア北東部、スチャーバ県の県都。モルドバ(モルダビア)地方北部にある古都。人口10万6138(2002)。木材加工、パルプ、製紙、食品などの工業が発達している。14~16世紀にはモルドバ公国の首都であり、15世紀に交易中心地として発展した。スカウン城址(じょうし)や14世紀のミラウチロル教会が残っている。近郊には、ボロネツ、モルドビツァ、プトナ、シュツェビツァなど、ルーマニアの代表的な修道院群があり、1993年、世界遺産の文化遺産に登録された(世界文化遺産)。[佐々田誠之助][参照項目] | モルダビア 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例