ステアリン蝋燭(読み)ステアリンロウソク

デジタル大辞泉 「ステアリン蝋燭」の意味・読み・例文・類語

ステアリン‐ろうそく〔‐ラフソク〕【ステアリン××燭】

脂肪酸、特にステアリン酸を主原料とするろうそく。すすが少なく、光も強い。

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精選版 日本国語大辞典 「ステアリン蝋燭」の意味・読み・例文・類語

ステアリン‐ろうそく‥ラフソク【ステアリン蝋燭】

  1. 〘 名詞 〙 ステアリン酸が主原料のろうそく。天然産の固状脂や蝋を原料とするものより白色で、すすも少なく、輝度が高い。〔新しき用語の泉(1921)〕

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世界大百科事典(旧版)内のステアリン蝋燭の言及

【ろうそく(蠟燭)】より

…1725年ころひじょうに良質な原料としてマッコウクジラの頭蓋(とうがい)から得られた鯨油が現れたが,これはぜいたくなろうそくにだけ使用された。1818年ブラコノーBraconnotおよびシモナンSimoninは初めて〈ステアリンろうそく〉を製造したが,30年ころパラフィンが発見され,ただちにイギリスで〈パラフィンろうそく〉が作られた。
【象徴としてのろうそく】
 ろうそくの火は,太陽,たいまつなどと同様に,ギリシア・ローマ以来,闇(やみ),悪霊を払い,物を浄化する力があるとされた。…

※「ステアリン蝋燭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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