スティヒト石(読み)スティヒトせき

最新 地学事典 「スティヒト石」の解説

スティヒトせき
スティヒト石

stichtite

化学組成Mg6 Cr2(OH)16・CO3・4H2O,ハイドロタルク石族中の含クロム鉱物。ハーバートナイトといわれていたものもこれと同じ。三方晶系,空間群,格子定数a0.618nm, c4.638, 単位格子中3分子含む。塊状。劈開{0001}完全,硬度1.5~2,比重2.16。ろう状光沢,淡紫~紅色。薄片中淡紫~淡紅色,一軸性負,多色性弱,屈折率・多色性ω1.545, O=紅~紫;ε1.518, E=淡紅~紫。Fe3+,AlがCrを相当量置換する。蛇紋岩中に産出,クロム鉄鉱の変質物としても生成。R.Stichtにちなんで命名。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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