すててん節(読み)すててんぶし

精選版 日本国語大辞典 「すててん節」の意味・読み・例文・類語

すててん‐ぶし【すててん節】

  1. 〘 名詞 〙 小唄の節の名。江戸時代、元祿・宝永(一六八八‐一七一一)頃、江戸新吉原で流行。なんがれ節。
    1. [初出の実例]「柏やの六が、すててんぶしをうたひ」(出典:浮世草子・夕顔利生草(1704)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む