ストリキノスアルカロイド

化学辞典 第2版 の解説

ストリキノスアルカロイド
ストリキノスアルカロイド
strychnos alkaloid

マチンシ(馬銭子)アルカロイドともいう.フジウツギ科Strychnos属中に含まれるアルカロイドの総称.代表的なものは,インド地方に野生するマチンStrychnos nux-vomica種子中に含まれるストリキニーネ,ブルシン,ボミシンなどがある.1個の種子が致死量に近いストリキニーネを含んでおり,その毒作用は,中枢神経系のシナプス後抑制を消失させることに起因するとされている.構造上はいずれもインドールアルカロイドに属している.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む