すめく(読み)スメク

デジタル大辞泉 「すめく」の意味・読み・例文・類語

す‐め・く

[動カ四]《「す」は擬声語、「めく」は接尾語。「うめきすめく」の形で用いる》すうすうと息づかいをする。多く、詩歌を作るときに苦吟するさまにいう。
「大名小名うめき―・きけれども、(下ノ句ヲ)付くる者なかりけるに」〈盛衰記三七

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「すめく」の意味・読み・例文・類語

す‐め・く

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 「めく」は接尾語 ) すうすうと息づかいする。多く、詩歌をつくるにあたって苦吟するさまにいう。→うめきすめく

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android