精選版 日本国語大辞典 「呻きすめく」の意味・読み・例文・類語
うめき‐すめ・く【呻すめく】
- 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 詩歌を作ろうと苦吟する。うめきすめきする。
- [初出の実例]「くり返しくり返し詠じ給ひければ、大名、小名うめきすめきけれ共付くる者なかりけるに」(出典:源平盛衰記(14C前)三七)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...