デジタル大辞泉 「スラニク」の意味・読み・例文・類語 スラニク(Slănic) ルーマニア中央部の都市。ブカレストの北約90キロメートル、トランシルバニアアルプス(南カルパチア山脈)の南麓に位置する。古くから岩塩採掘が行われ、ヨーロッパ最大規模の採掘跡が残る。塩湖のある温泉保養地としても知られる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「スラニク」の意味・わかりやすい解説 スラニクすらにくSlǎnic ルーマニア中央部、プラホバ県の町。同名の他の町と区別するため、正称をスラニク・プラホバという。首都ブクレシュティ(ブカレスト)の北方約90キロメートル、カルパティア山脈の南斜面にある。人口7100(2003推計)。古くからの岩塩産地で、各地へ塩の道が通じていた。大岩塩塊が露出し、岩塩採掘後の巨大な地下洞窟(どうくつ)があり、呼吸疾患の治療施設に利用されている。[佐々田誠之助] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例