スリーフットライン(読み)すりーふっとらいん(その他表記)three-foot line

デジタル大辞泉 「スリーフットライン」の意味・読み・例文・類語

スリーフット‐ライン(three foot line)

野球で、一塁側のファウルライン平行に引かれた直線本塁・一塁間の中間地点から一塁方向に、ファウルラインからファウルグラウンド側に3フィート離れた所に引かれる。走者は基本的に、この線とファウルラインの間を走らなければならない。

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知恵蔵mini 「スリーフットライン」の解説

スリーフットライン

野球やソフトボールにおいて、本塁と一塁を結ぶラインの中間点から、一塁に向かって外側に、ラインから3フィート(約91センチメートル)の幅をもって平行に引かれる線のこと。和製語として「スリーフィートライン」ともいう。日本野球規則委員会が定める野球規則では「一塁に対する守備が行われているとき、本塁一塁間の後半を走るに際して、打者がスリーフットラインの外側(向かって右側)またはファウルラインの内側(向かって左側)を走って、一塁への送球を捕らえようとする野手の動作を妨げたと審判が認めた場合、打者はアウトになる。」とある。2014年10月30日に行われた日本シリーズ第5戦(ソフトバンク対阪神)において、この定めに反したとして走者がアウトとなり試合終了し、ソフトバンクの優勝が決定した。妨害行為がからんで試合が終了したのは、日本シリーズ通算388試合目で初。

(2014-11-4)

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