スレデツ(その他表記)Sredets/Средец

デジタル大辞泉 「スレデツ」の意味・読み・例文・類語

スレデツ(Sredets/Средец)

ブルガリアの首都ソフィア古称。9世紀初頭に第一次ブルガリア帝国の一部となり、旧称セルディカからスレデツに改められた。聖ソフィア教会にちなみ、14世紀以降ソフィアの呼称が使われるようになったが、スレデツの名も19世紀末まで併用されたと考えられている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のスレデツの言及

【ソフィア】より

…この時期にできたローマ人の大浴場跡は中世に聖ゲオルギ教会の一部となり,現在も市の中心部にあるホテル・バルカンの中庭に見られる。長い民族移動の後808年に新生スラブ・ブルガリア国家の版図に含まれ,民族の中心地としてスレデツSredets(スラブ語で〈中心〉という意)と呼ばれるようになった。1386年以降はオスマン・トルコによりトルコのヨーロッパ州(ルーメリア)経営の本拠地とされた。…

※「スレデツ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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