スローピッチソフトボール(その他表記)slow pitch softball

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

スローピッチソフトボール
slow pitch softball

投手スピードの遅い球を投げて行なうソフトボール。一般的なファーストピッチソフトボールと異なり,1チーム 10人 (攻撃時のみ 11人可) で試合が行なわれる。投手は規定の高さに達する山なりのゆるやかな球を投げることが義務づけられ,打者はバントやチョップ打法 (たたきつける打法) を禁止されている。また盗塁,パスボール進塁はなく,2ストライク後のファウル三振となる。ファーストピッチソフトボールと対照的に点が入りやすく,年齢性別を問わずレクリエーションとして楽しめる。

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世界大百科事典(旧版)内のスローピッチソフトボールの言及

【ソフトボール】より

…また女子の捕手はプロテクターの着用を義務づけられている。なお,速球の投球を禁じて打ちやすく得点しやすくした〈スロー・ピッチ・ソフトボールslow‐pitch softball〉というルールもあり,一,二塁間に内野手を追加した10人制で行う(図)。【菅谷 斉】。…

※「スローピッチソフトボール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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