日本大百科全書(ニッポニカ) 「スーニオン岬」の意味・わかりやすい解説 スーニオン岬すーにおんみさきÁkra Sounion ギリシア中東部、アッティカ半島南端の岬。別称コロナColonna岬、ラテン名スニウム・プロモントリウムSunium Promontrium。サロニカ湾の入口にあたり、古来、アテネ市にとって海上防衛上の要地であった。標高60メートルの断崖(だんがい)上に、紀元前5世紀なかばの建築で12本のドーリス式円柱をもつポセイドンの神殿が残る。[真下とも子] ポセイドン神殿 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例