精選版 日本国語大辞典 「ずり上げる」の意味・読み・例文・類語
ずり‐あ・げる【ずり上】
- 〘 他動詞 ガ下一段活用 〙
[ 文語形 ]ずりあ・ぐ 〘 他動詞 ガ下二段活用 〙 ずらせながらあげる。- [初出の実例]「夫人は黒眼鏡をズリ上げながら、メモに何か書きつける」(出典:放浪記(1928‐29)〈林芙美子〉)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...