セイフ・イスラムカダフィ(英語表記)Saif al-Islam al- Qaddafi

現代外国人名録2016 の解説

セイフ・イスラム カダフィ
Saif al-Islam al- Qaddafi

職業・肩書
政治家 元カダフィ国際慈善財団(カダフィ財団)総裁

国籍
リビア

生年月日
1972年6月25日

出生地
トリポリ

学歴
IMADEC大学

経歴
リビアの最高指導者だったカダフィ大佐の二男。トリポリの大学で建築学を学んだ後、ウィーン留学。1988年の米パンナム機爆破事件などで賠償金を支払うカダフィ国際慈善財団(カダフィ財団)の総裁を務めた。父に次ぐ実力者の一人として独裁体制を支えたが、2011年2月に起きた反政府運動を弾圧しようとしたとして、6月人道に対する罪の容疑で国際刑事裁判所(ICC)により指名手配される。その後、政権は崩壊し、10月父は反カダフィ派により射殺された。11月身柄を拘束される。2013年10月殺人などの罪で起訴。2014年4月初公判。2015年7月トリポリの裁判所は死刑判決を言い渡した。2005年4月に訪日し、小泉首相らと会談した。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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