セバグラム(その他表記)Sevagram

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セバグラム」の意味・わかりやすい解説

セバグラム
Sevagram

インド西部,マハーラーシュトラ州東部にある町。ナーグプル南西約 60kmに位置し,ワルダに接する。マハトマ・ガンジーが活躍した地として有名。地名ヒンディー語で「奉仕の村」を意味し,ガンジーによって命名された。 1936年アーメダバードに近いサバルマティ川沿いの活躍地をたったガンジーは,半島中部の独立運動を広げるため,この地 (当時はセガオンと呼ばれていた) に居を定め,衣食を自給するために村民の共同体を組織し,働くことによって学ぶナイ=タリミ=サング校を建設。住民が心身自立の重要性と身分階級 (カースト) 制をこえた新しい社会組織を体得するよう全力を尽し,独立運動の貴重な素地をつくり上げた。当時ガンジーが居住していた小屋は現在も保存されている。

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