衣食(読み)イショク

精選版 日本国語大辞典 「衣食」の意味・読み・例文・類語

い‐しょく【衣食】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 衣服と食物。着ることと食べること。
    1. [初出の実例]「衣食のたぐひ、またおなじ」(出典:方丈記(1212))
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐荘公十年〕
  3. ( ━する ) 生活を維持してゆくこと。くらし。
    1. [初出の実例]「凡そ年中遊賞のこと、これを賞する人あれば、これに衣食するものあり」(出典:随筆・孔雀楼筆記(1768)二)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐昭公三年〕

え‐じき【衣食】

  1. 〘 名詞 〙 衣服と食物。いしょく。
    1. [初出の実例]「なんぞ、衣食(ヱシキ)(〈注〉キモノクヒモノ)をもちゐるとして、われをして、ここにいたらしめたる」(出典:妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)二)

衣食の語誌

→「えじき(餌食)」の語誌

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「衣食」の読み・字形・画数・意味

【衣食】いしよく

衣服と食物。〔管子牧民倉廩(さうりん)實(み)ちて、則ち禮を知り、衣足りて、則ち榮辱を知る。上(かみ)度を(おこな)ひて、則ち六親固し。

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