岩石学辞典 「セラグ岩」の解説 セラグ岩 アウイは角閃石と長石が混ざり雲母が散在する岩石に命名したが[Haüy : 1822, Cordier : 1868],ワシントンは黒雲母粗面岩で,多量の白っぽい黒雲母の斑晶が正長石とオリゴクレースの短冊と透輝石の粒からなる石基に含まれる岩石とした[Washington : 1900].ミネットにも相当する岩石である[Holmes : 1920].トスカナ(Toscana)地方のヴォルテラ(Volterra)南西のカチニ(Catomo)山に産する.岩石名は雲母のきらめきを示すギリシャ語に由来する. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報