最新 地学事典 「セリウム同位体比」の解説
セリウムどういたいひ
セリウム同位体比
cerium isotope ratio
Ceは四つの安定同位体をもつ。138Laが138Ceに放射壊変する結果,自然界における138Ce/142Ce比は87Sr/86Sr比と同様に物質の履歴に応じさまざまな値をとる。その変化はコンドライト隕石の値0.0228527を基準としたε値で表現される。一般にマントルおよびそこに由来する物質は負の値,地殻物質は正の値をとる。地殻物質はネオジム同位体比とarrayを形成する。
執筆者:田中 剛
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

