ソアニエ(その他表記)Soignies

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ソアニエ」の意味・わかりやすい解説

ソアニエ
Soignies

オランダ語ではズィニック Zinnik。ベルギー南部,エノー州都市。ブリュッセル南西約 35kmに位置する。ローマ時代に砦がおかれた地点に7世紀頃建設された。市の中心をなすかつての修道院聖堂 (10~13世紀) は,ベルギーで最も保存のよいロマネスク建築物として知られる。公園となっている古い墓地にあるロマネスク様式礼拝堂は,現在,考古学および碑文博物館となっている。付近には石灰石採掘場が多い。人口2万 3793 (1991) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む