普及版 字通 の解説

13画
[字訓] たこ・あしたかぐも
[説文解字]

[字形] 形声
声符は
(肖)(しよう)。〔説文〕十三上に「堂
(どうらう)の子なり」とあって、かまきりの子とする。〔爾雅、釈虫〕には
(しようしよう)、あしたかぐもとし、〔本草綱目〕に海
子をたことする。みな足の長いものに名づける。[訓義]
1. たこ。
2. あしたかぐも。
3. かまきりのこ。
[古辞書の訓]
〔新
字鏡〕(享和本)
伊比保牟志利(いひぼむしり)、
、阿志万
(あしまき)、
、阿志加良女(あしがらめ)、
、於保地不久利(おほぢふぐり)〔名義抄〕
子 タコ/
アシタカノクモ 〔
立〕
タコ・アシマトヒ・クモ・イホウシリ 〔字鏡集〕
アシタカクモ・ハマノハラムシ・イホシリ・タコ[語系]
・
(肖)・小si
、
(梢)・稍she
は声義近く、末の細く長いものをいう。
の
sy
も同系の語である。[下接語]

・

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

