普及版 字通 の解説

15画
[字訓] まぶし・あつまる
[説文解字]

[字形] 形声
声符は族(ぞく)。族は氏族旗のもとに族人が集まって、矢を以て誓う族盟の儀礼を示す。ゆえに集まる意がある。〔説文〕一下に「
を行(や)る
(じよく)なり」とあって、まぶしをいう。簇(ぞく)は簇集、
もその意に用いる。ともに簇集を本義とする字である。[訓義]
1. あつまる。
2. まぶし。
3. やす。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕
アツマル・トル・エラブ 〔
立〕
アツム・ヲヒイテタリ[語系]
・簇・湊・輳tsokは同声。族dzok、奏tzoに集まる意がある。聚・
dzio、叢dzongも同系の語。
soも草水の茂り集まるところをいう。[熟語]

▶[下接語]
叉
・蚕
・柴
・上
・太
・登
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

