そげ立つ(読み)そげたつ

精選版 日本国語大辞典 「そげ立つ」の意味・読み・例文・類語

そげ‐た・つ【そげ立】

  1. 〘 自動詞 タ行四段活用 〙 ( 「そげだつ」とも )
  2. しょんぼりする。悄然とする。
    1. [初出の実例]「頼平そげ立つ顔ふり上け、なふ詠歌の姫」(出典:浄瑠璃・関八州繋馬(1724)道行)
  3. 肌寒くなる。ぞっと鳥肌が立つ。
    1. [初出の実例]「ぞっとそげたつ露しぐれ、ふりみふらずみ、てりふりに、我はふるすへかえる身を」(出典:浄瑠璃・蘆屋道満大内鑑(1734)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android