普及版 字通 「ソ・しぬ」の読み・字形・画数・意味
9画
[字訓] しぬ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は且(そ)。且に徂往の意がある。〔説文〕四下に「くなり。死するなり」とあり、〔書、舜典〕に「(舜)乃ちす」とみえ、貴人の死をいう。古文の字形は乍に従う。金文に(そ)に作る字があり、また死をいう字であろう。
[訓義]
1. しぬ。
2. ゆく。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ソコナフ 〔立〕 シヌ・ホロブ・ソコナフ
[語系]
・徂dzaは同声。ともに、ゆく、死ぬの意がある。乍dzaも同声であるので、金文にをに作る例がある。
[熟語]
隕▶・殞▶・謝▶・逝▶・没▶・夭▶・落▶
[下接語]
崩
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報