そつ無(読み)そつない

精選版 日本国語大辞典 「そつ無」の意味・読み・例文・類語

そつ‐な・い【そつ無】

〘形口〙 そつな・し 〘形ク〙 =そつがない
※旧聞日本橋(1935)〈長谷川時雨最初の外国保険詐欺「ソツなく愛嬌をもたせた面影が残ってゐる」
※慈照院義政(1965)〈唐木順三〉堀河局思ひ出ぐさ「いはば才で作った御歌と申してよいのです。俗にいへば、そつなく整ってゐます」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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