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唐木順三 からき じゅんぞう

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美術人名辞典の解説

唐木順三

評論家。長野県生。京大卒。長野県・満州・千葉県で教職につくが、『現代日本文学序説』で世評を得る。筑摩書房創業にあたり顧問となり、『近代日本文学の展開』『鴎外の精神』を著わす。法政大予科教授・明大教授を務めながら豊かな芸術的感受性を独自の哲学的追求による文芸評論家として活躍した。昭和55年(1980)歿、76才。

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デジタル大辞泉の解説

からき‐じゅんぞう〔‐ジユンザウ〕【唐木順三】

[1904~1980]評論家。長野の生まれ。独自の文芸評論で活躍。著「鴎外の精神」「中世の文学」など。

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百科事典マイペディアの解説

唐木順三【からきじゅんぞう】

評論家。長野県生れ。松本高校を経て京大哲学科卒。松本高校時代の下級生中島健蔵臼井吉見,古田晁がいた。満州教育専門学校教授等を経て,1946年明治大学文芸科講師,後に教授。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

唐木順三 からき-じゅんぞう

1904-1980 昭和時代の評論家。
明治37年2月13日生まれ。長野県,満州(中国東北部)などで教職につき,昭和7年「現代日本文学序説」を発表して注目される。15年筑摩書房創業に参加,戦後は「展望」創刊にかかわる。24年明大教授。中世に関心をむけ,「中世の文学」で30年読売文学賞。昭和55年5月27日死去。76歳。長野県出身。京都帝大卒。著作はほかに「無用者の系譜」など。
【格言など】言葉を正確に使えないということは,思想も精神も曖昧だということになります

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世界大百科事典 第2版の解説

からきじゅんぞう【唐木順三】

1904‐80(明治37‐昭和55)
評論家。長野県上伊那郡宮田村生れ。松本中学,松本高校を経て京大哲学科に入学,西田幾多郎の講義を聴き心酔した。京大卒業後,概念の論理操作に終始するアカデミズムの哲学に飽き足らず,観念の背後に実感の裏づけを必須とする文芸批評に表現の道を見いだした。処女作《現代日本文学序説》(1932)はそういう批評的性格を刻印しており,芥川竜之介の自殺を乗り超える血路を探るモティーフにつらぬかれていた。戦前から戦後にかけては《鷗外の精神》(1943)があり,《〈明暗〉の成立まで》(1952)がある。

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大辞林 第三版の解説

からきじゅんぞう【唐木順三】

1904~1980) 評論家。長野県生まれ。京大卒。西田幾多郎・三木清の影響下に出発、独自の文化史論を展開した。著「中世の文学」「無用者の系譜」「無常」など。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

唐木順三
からきじゅんぞう

[生]1904.2.13. 長野,宮田
[没]1980.5.27. 東京
評論家。京都大学哲学科卒業。西田幾多郎に師事し,『現代日本文学序説』 (1932) ,『近代日本文学の展開』 (39) などで認められ,1940年法政大学に勤務,かたわら批評活動を続け,近代日本人の原型を探った『鴎外の精神』 (43) などを発表した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

唐木順三
からきじゅんぞう
(1904―1980)

評論家。長野県出身。京都帝国大学哲学科卒業。哲学的思索と人間性の探究、芸術的感受性の結び付きによる、独自な評論家としての地歩を築いた。1932年(昭和7)『現代日本文学序説』で一躍注目された。第二次世界大戦下の『鴎外(おうがい)の精神』(1943)は、近代日本の思想史上の鴎外を歴史小説、史伝の分析によって追究した労作。戦後は『展望』創刊に参加、『現代史への試み』(1949)などがあるが、やがて『中世の文学』(1955)。『千利休(せんのりきゅう)』(1958)、『無常』(1959)などの中世の再発見へと進んでいき、また中世に材を得た小説集『応仁(おうにん)四話』(1966)刊行のことがあった。その後、『古代史試論』(1969)など古代への遡及(そきゅう)もあるが、最晩年の関心は核問題にあった。[竹盛天雄]
『『唐木順三全集』全19巻(1981~82・筑摩書房)』

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