そよめき

精選版 日本国語大辞典 「そよめき」の意味・読み・例文・類語

そよ‐めき

〘名〙
① 草や木の葉が風にゆれてたてるかすかな音。
堀河百首(1105‐06頃)秋「荻の葉のとはず語りのそよめきにすずろに目をも覚しつるかな〈源国信〉」
② かすかに伝わってくる、人のけはい。
※栄花(1028‐92頃)浦々の別「荻吹く風の音も、遠き程の御けはひのそよめきに覚しよそへられけり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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