ソーダ金雲母(読み)ソーダきんうんも

最新 地学事典 「ソーダ金雲母」の解説

ソーダきんうんも
ソーダ金雲母

aspidolite

雲母族の鉱物の一種。NaMg3(Si3Al)O10OH2(端成分の式) 単斜晶系あるいは三斜晶系,空間群C2/mあるいは,単斜晶系では格子定数a0.5291nm, b0.916, c1.012, β105.1°,三斜晶系では格子定数a0.5289nm, b0.916, c0.9892,α94.45°, β97.74, γ90.0,単位格子中2分子含む。単斜相・三斜相ともに淡褐色板状劈開{001}に完全。硬度2~3。比重2.885。多色性X帯黄無,Y・Z淡黄褐。光学的二軸性負,伸長正。岐阜県春日鉱山の接触変成帯から産出金雲母のNa置換体として坂野 靖行ほか(2005)が記載。Na層間イオンを挟む上下の四面体層が面内方向で一定方向にずれており,ずれの方向により2つのポリタイプ(1Mと1A)。従来の記載は不完全であったため上述の記載を基に改めて種が定義・承認された。英語名称は板状の形態からギリシア語aspidos(盾のような)に由来。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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