海の事典 「タイダル・ボア」の解説 タイダル・ボア 潮差の大きな海域に、遠浅で入り口がラッパ状に開いているような湾があると、満ち潮に際して潮汐波の先端が切り立った壁の様になり、ボアとして押し寄せる ことがある。このように潮汐によって起こされたボアをタイダル・ボアと言う。中国の銭塘江のボア、ブラジルのアマゾン川のボア(ポロロッカと呼ばれる)、 英国のセバーン川のボア等が特に有名である。 (永田) 出典 (財)日本水路協会 海洋情報研究センター海の事典について 情報 Sponserd by